古代の息吹を感じるローマングラス（ローマガラス）のピアス。

紀元前4000年前のエジプト・メソポタミア地域を起源とするガラス製造は、古代ローマ帝国時代に急速な発展を遂げ、既にその時代に美しく装飾が施されたガラスが食器や容器として使われていたと言われています。その時代のガラス製品は、土の中で深い年月をかけて「銀化」と呼ばれる科学変化を起こし、現代になって発掘されたときに美しく銀色に輝く姿になって日の目を見ることになります。

ローマングラスを扱っているショップは本当に限られています。古代遺跡の発掘は続けられているとはいえ、出土数に限りはありますし、出土したものは博物館に行ったり、そのままの形で業者の手に渡ったりしますので、アクセサリーとして加工するまでに至ることは少ないと思います。